メディア掲載

第6回「ハイ・サービス日本300選」に選ばれました!!

「ハイ・サービス」に子育てタクシー/県内3件目

サービス産業の先進事例を紹介する「ハイ・サービス日本300選」の第6回選定が3日発表され香川県内からは「全国子育てタクシー協会」(香川県高松市、事務局NPO法人わははネット)が選ばれた。香川県内の選定は3件目。

 子育てタクシーは2004年に県内で始まり、保育所や学習塾の送迎のほか、子育て世代の移動に関するニーズを支援する。同協会は、ノウハウを全国のタクシー事業者で共有しようと06年に設立。19都道府県の57社が加盟する。

 300選は産業界代表らで構成する「サービス産業生産性協議会」や経済産業省が07年度から実施。今回は26件が選ばれ、計165件となった。
(四国新聞 2009年7月4日)

2009年7月6日:メディア掲載

6月12日参議院本会議にて子育てタクシーが質疑されました

子育てタクシーに関する部分のみ抜粋
(植松議員)
また、香川県内にあるタクシー会社を発祥とするタクシーサービスとして子育てタクシーがあります。
急な残業で迎えに行けなくなった時、ご両親の代わりにお子さんを保育園に迎えに行ったり等子育て世代にとってはありがたいサービスを展開しています。
現在子育て支援についての活動を展開中のNPOの方をはじめ多くの関係者の方々の協力の中、全国子育てタクシー協会が中心となって各都道府県への普及に取り組んでいます。
こうした事業の意義をどのように評価しているか、またその普及拡大に政府としてどのように支援していくおつもりか。国土交通大臣、厚生労働大臣にお伺いします。
働きがいがあり、夢と希望の持てるタクシー事業の実現に向け政府また立法府を挙げて今後とも真剣な議論をし具体的な政府を実行していただけるようお願い申し上げて私の質問を終わらせて頂きます。
(金子大臣)
子育てタクシーの意義についての評価、またその普及拡大についての支援についてお尋ねがありました。学校への登下校や塾の送迎の運送を行う子育てタクシー、ご指摘通り、子育て世代にとって大変有意義な輸送サービスでありタクシー事業者が経営が厳しい中で、子育て支援を行うNPOと協力しながらこうした事業に積極的に取り組んでいるこことに対しては高く評価しているところであります。
子育てタクシーが広く社会に認知されるよう、国土交通省として利用者一般への周知を行うこと、あるいは事業者団体を通じてタクシー事業者の積極的な取り組みを促すことについて積極的に取り組んでまいりたいと思っております。
(舛添大臣)
最後に子育てタクシーの普及拡大についてお尋ねがございました。
子育てタクシーは乳幼児連れの保護者の外出のサポートや保護者に代わって子どもの送迎などを行うものと聞いておりますがこうした取り組みは子育て家庭の多様ななニーズにこたえるものとして大変意義のある取り組みだと考えております。
平成21年度補正予算におきまして安心こども基金を拡充し地域子育て創生プロジェクトとして都道府県や市町村が地域の様々な子育て支援の取り組みを支援できる枠組みを用意したところでありましてたとえば子育てタクシーに携わる担い手の育成にも活用いただけるものと考えております。
今後も地域の取り組みと連携しながら社会全体で子育てを応援する機運の醸成に努めてまいります。
以上
(平成21年6月12日 参議院本会議議事速報より抜粋)

2009年6月24日:メディア掲載

第4回通常総会の記事が東京交通新聞に掲載されました

全国子育てタク協が総会 「丁寧に取り組み」

全国子育てタクシー協会(内田輝美会長、55社)は19日、ザ・リッツカールトン大阪で第4回通常総会を開き、①全国のファミリーサポートセンターとの連携②育児支援事業として公的助成要請③組織拡大――を柱とする09年度事業計画・予算などを承認した。運営体制強化のために新たに武藤厚(武藤自動車、千葉)、吉本悟朗(エムアール交通、宮崎)の両氏を理事に推薦、了承した。

内田会長は「子育てタクシー事業」が利用者の信頼を得て成長し続けているとした上で「今年は組織の足固めの年、事業の検証、再構築を図るため行政に対してアクションを起こすなど着実に、丁寧に取り組んでいきたい」と強調した。組織拡大では10社程度の会員増を見込んでいる。

同協会の「ドライバー養成講座」の08年度受講者は14社269人。トータルでは675人の登録ドライバーを養成。

来賓として近畿運輸局の長井総和自動車交通部長、大阪タクシー協会の坂本克己会長、大阪府福祉部の小原理恵子育て支援課長らが出席、祝辞を述べた。

総会終了後、記念フォーラムを開催、NPO地域産業おこしに燃える人の会の関幸子理事長が「タクシーの可能性と今後の役割」と題し基調講演。関理事長、京都きっずプロジェクトの迫きよみ代表をパネリストに「子育てタクシーへの期待と課題」をテーマにトークセッションも行った。コーディネーターは内田会長が務めた。
(東京交通新聞 2009年6月22日)

2009年6月24日:メディア掲載

フォーブス《日本版》8月号に、仙台のフタバタクシーが掲載されました

「介護タクシー」「子育てタクシー」で生き残りを図る

宮城県仙台市周辺は、国土交通省が全国唯一の「緊急調整地域」に指定して台数増をゼロに抑えるほどタクシー会社間の競争が激しいところ。大手が大量採用・大量配車でしのぎを削る一方、中小のタクシー会社は生き残りをかけて独自のサービスを展開し、常連客をつかもうとしている。宮城野区に本社を置くフタバタクシーも、その一つである。

同社は1961年に病院の患者移送専業で創業した経緯があり、普通のタクシー23台のほかに大型患者移送車や車いすタクシーも20台保有している。その専門性を生かし、高齢者、障害者が利用する「介護タクシー」で実績を持つが、07年7月、「子育てタクシー」が新たに加わった。

「ゆりかごから墓場まで」の体制を整備

「介護と子育てには、相通じるものがあります。それで他社と色分けしながら当社の存続を図っていきたいと思っています。大手と同じことをやっていては、じり貧になる一方ですから」(及川孝社長)

現在、そうした”普通のタクシー以外”の売り上げが全体の約3分の1を占める。子育てタクシーとは、子育てをヘルプするタクシー。チャイルドシート、ジュニアシートを装着可能な専用禁煙車に、協会の研修を受けたドライバーが乗務する。主なサービスとしては、保育所や病院まで乳幼児と保護者が同上する「かんがるーコース」、学校帰りや塾帰りの子供が一人で乗る「ひよこコース」、子供の急病時など深夜でも呼べる「ふくろうコース」がある。3年前に「全国子育てタクシー協会」(本部・香川県高松市)が設立され、現在、19都道府県の56社が加盟。協会では2日間のドライバーの研修を実施しており、保育所での保育実習も必修。昨年度は269名が受講し、修了した登録ドライバーは全国で約650名に増えている。

介護保険の給付見直しで介護タクシーが伸び悩んでいた3年前、及川社長は雑誌で子育てタクシーの存在を知った。「これはいい。うちが東北でいちばん最初にやらねばならない」と意気込んで協会本部に乗り込み、福島県で介護タクシーを展開中の4社を誘って「子育てタクシー東北ブロック協議会」を結成。8名のドライバーを研修に派遣し、営業を開始した。

共働き家庭を中心に会員数は順調に伸びて200名を超えた。今後はさらに増加が見込めるという。

「御要望にお応えして特別な車両を用意し発達障害児の毎日の送迎を始めます。手間もコストもかかりますが、保護者の方の負担の軽減に少しでも貢献できればと思っています」

子供の相手は大変だが、資格や専門性が身につき社会に貢献できる、とドライバーは意欲的。”本業”でもフタバタクシーには「いいことをやっていて、人に優しいタクシー」という良いイメージが定着しつつある。
(August 2009 Forbes/Japan)

2009年6月22日:メディア掲載

仙台の子育てタクシーが、河北新報に掲載されました

客確保あの手この手 過当競争続く仙台のタクシー業界


仙都タクシーが導入した黒塗りの小型タクシー


 規制緩和の影響で過当競争が続く仙台市のタクシー業界で、アイデアを生かしたサービス合戦が展開されている。黒塗りの車で「お迎え」の気分を味わってもらったり、子どもや妊婦の料金を割り引いたりと、他社との差別化を図る。顧客の心を徐々につかんでいるようで、各社は「固定客の確保につながった」と手応えを感じている。
 仙都タクシー(宮城野区)は昨年11月、黒塗りの小型タクシーを投入した。通常料金で「高級感」を味わってもらうのが狙い。乗務員約150人のうち、講習を受けた21人だけがハンドルを握る。専用の制服に身を包んだ乗務員がドアの脇でお迎えし、自己紹介するなどあいさつにも気を配る。

 企業の接待やホテルの送迎などで引き合いが増え、黒塗りを当初の2台から10台に増やした。最近は1日に10―15件、黒塗りの配車依頼がある。

 山下晴也社長は「工夫して付加価値を高め、お客さまに喜ばれている。乗務員を選抜することで、社員の意欲向上にもつながっている」と強調する。

 フタバタクシー(宮城野区)は、子どもだけや子連れの客が安心して乗れる「子育てタクシー」を走らせる。同社が運営する会員組織「子育てタクシークラブ」に加入してもらう仕組みだ。
 昨年12月には、小学生などの子どもや妊婦の運賃を10%引くサービスを始めた。子どもはクラブの会員証、妊婦は母子健康手帳を提示する。割引サービスの利用数は順調に伸び、5月は80回に上った。及川孝社長は「2、3度と繰り返し利用してもらい、固定客の確保につながってきた」と話す。

 平和交通(青葉区)は昨年12月、JR仙台駅に送り届けた乗客に帰りの時刻を専用カードに記入してもらい、駅に迎えに行くサービスを始めた。5月は100回近い利用があり、1月の約3倍に増えた。

 出張帰りの会社員、旅行帰りの夫婦など客層はさまざまで、林信宜営業係長は「固定客をつかむ狙いと、帰りもすぐにタクシーを確保したいという需要がマッチしたようだ」と分析している。

2009年6月12日:メディア掲載

「子育てタクシーじわり浸透 育児中のお母さんに好評」(沖縄)

沖縄の子育てタクシーが琉球新報に掲載されました 
沖縄交通(那覇市)が4月から運行を始めた県内初の「子育てタクシー」の利用が広がっている。4月の実績は11件だったが、5月は19日現在で、予約も含め21件に増加した。小学校から塾への送り、自宅と保育園の送迎などに活用されている。利用する子育て中の女性からは「荷物やベビーカーを持ってくれたりと助かる。安心して任せられ、行動範囲が広がった」と好評だ。
 福祉車両の導入などに取り組んできた同社は「介護関係に加え、子育て世代にも安心して乗ってもらうことはできないか」と昨年10月、全国子育てタクシー協会に加盟。育児経験者や孫を持つ50-60代の13人の乗務員(うち女性4人)が認定ドライバーとして、荷物の多い乳幼児連れの外出の手助けや、保護者に代わって責任を持って保育園や塾へ子どもたちの送迎を担う「子育てタクシー」を担当している。
 生後4カ月の長女晴ちゃんと週1-2回利用する樋口京子さん(40)=那覇市=は「出産後はベビーカーや子どもの荷物が増え、出不精にもなりがち。子育てタクシーは自宅前まで迎えに来てくれ、運転にも気を付けてくれる」と利点を実感。
 ドライバーの永村朝常さん(65)は「赤ちゃんが泣くこともなく、チャイルドシートですやすや眠ってくれると安心する。安全運転の基本に立ち戻り、いい気持ちで運転している」と話す。
 同社によると、実施前はマイカー普及の沖縄では需要はないのではという指摘もあったが、運転免許を持たない母親や県外出身者らの需要が高いという。
 運行は那覇市近郊だが、読谷村や沖縄市からの問い合わせもあり、豊見山亜蘭取締役(28)は「当社がカバーできない地域をほかのタクシー会社にやってもらえれば、県内各地で広がる」と子育て世代や子どもたちに優しいタクシーの広がりに期待する。
 共働き世帯が多い沖縄で、子どもの急病や急用の際に両親が仕事が抜けられない時など、幅広い活用ができると説明している。
 問い合わせは沖縄交通(電話)098(861)2225
(琉球新報、2009年5月20日)

2009年5月20日:メディア掲載

東京交通新聞に掲載されました

6月19日に 大阪で総会 子育てタク協

全国子育てタクシー協会(本部・高松市、内田輝美会長、18都道府県55社)は4回目となる通常総会を6月19日、大阪市のザ・リッツカールトン大阪で開催する。NPO「地域産業おこしに燃える人の会」の関幸子理事長(秋葉原タウンマネジメント専務)と「京都きっずプロジェクト」の迫きよみ氏を招き、公開フォーラム(基調講演、パネル討論)も催す。

役員改選はなく、事業計画・予算など通常議案と規約一部改定を予定。関氏は交通政策審議会タクシーワーキンググループ委員。京都きっずは京都府や厚生労働省の委託事業にかかわり、会員の都タクシーと提携している主婦グループ。フォーラムは一般参加できる(有料)。

(東京交通新聞 平成21年5月18日)

2009年5月19日:メディア掲載

協会会長のコラム【日経ビジネスオンライン】(後編)

地域密着、異業種連携でタクシー業界を活性化
湯江タクシー社長 内田輝美氏(後編)
乗務員の意見も取り入れる工夫も実施
 子育てタクシーを導入してから、私と乗務員たちはタクシー業に誇りが持てるようになりました。当初、これまでにないサービス内容に乗務員たちは戸惑っていました。でも、子供たちが安全にタクシーに乗り、お母さんたちが安心して利用できるように、接客態度や運転方法を見直してきたことが、乗務員たちの誇りを生んでいると思います。



内田輝美(うちだ・てるみ)氏
湯江タクシー社長
1967年、長崎県生まれ。日本大学芸術学部卒業。創業者である父、母が相次いで亡くなったため、1988年、弱冠20歳の若さで湯江タクシー社長に就任。現在、全国子育てタクシー協会会長、諫早市タクシー協会会長も務める。うなぎの卸加工会社を経営する夫と中学1年生の娘、小学1年生になる息子の4人家族(写真:山田 愼二、以下同)。

ただ、乗務員たちがこのサービスに対して100%納得しているわけではありません。子育てタクシーは予約が入ると、30分前にチャイルドシートをつけることになっていますから、予約が入った前後は一般のお客様を乗車させることができません。子育てタクシーの仕事を頼むと、乗務員は複雑な表情をして出ていきますね。

 でも、仕事を終えて帰ってくると、いい顔をしているんですよ。お母さんたちから感謝の言葉を頂いたり、車内で子供たちと触れ合ったりすることで、「自分は必要とされているんだ」という気持ちが、乗務員の表情にも出ているのではないでしょうか。

 また、「ありがとうという言葉と笑顔を頂くためには何をすればいいのか」と考えたり、子供さんの名前を覚えようとしたり、乗務員同士で情報交換し合うなど、自分たちで子育てタクシーを考えるようになってきました。乗務員の納得度は、少しずつですが確実に上がっていると思います。

 最近、乗務員、営業担当者、私が話し合う場を月に数回持つようにしています。乗務員からもいろいろ意見が出され、情報共有が少しずつ進んでいます。

 以前は、お客様がタクシーを取り合うほどこの業界は順調でした。いい流れの中にいたこともあり、事業者がお客様目線でのサービスやいいサービスを行うために事業をどのようにしていったらよいのか、乗務員と話し合う機会はなかったように思います。経営が順調であれば現状を変えることに目が向かないのは理解できます。けれど、このまま事業者と従業員が自分達の立場だけを考えたり、お客様目線のサービス向上に前向き取り組まないでいると、今の厳しい現状は乗り越えられないと思っています。

 香川県の子育てタクシードライバーの中には、折り紙で犬を作って、乗車した子供さんに配っている人もいるそうです。こういった情報も「全国子育てタクシー協会」の中で共有しています。「お客様が喜ぶなら、何かやってみようかな」と、よい連鎖反応が乗務員にも生まれているのかもしれません。

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2009年5月15日:メディア掲載

協会会長のコラム【日経ビジネスオンライン】(前編)

自分の仕事に誇りを持てば、よりよいサービスができるのです
湯江タクシー社長 内田輝美氏(前編)
20代で社長就任以来「悩んでいました」
 「あなたは自分の好きな道に進みなさい」。中学3年生の時、湯江タクシーの創業者である父(清水輝雄)が他界し、跡を継いだ母からそう言われ続け、私はアナウンサーを目指して、東京の大学に通っていました。



内田輝美(うちだ・てるみ)氏
湯江タクシー社長
1967年、長崎県生まれ。日本大学芸術学部卒業。創業者である父、母が相次いで亡くなったため、1988年、弱冠20歳の若さで湯江タクシー社長に就任。現在、全国子育てタクシー協会会長、諫早市タクシー協会会長も務める。うなぎの卸加工会社を経営する夫と中学1年生の娘、小学1年生になる息子の4人家族(写真:山田 愼二、以下同)。

ところが、父の跡を継いだ母も私が20歳の時に急死。それまで自分が家業を継ぐことなんて考えていませんでした。でも、両親が亡くなり会社をどうしようかと選択を迫られた時、「私がやります」と、気づいたらそう口にしていました。

 ただ、最初の10年間はタクシー会社を経営することに、なかなか本気になれませんでした。20代という若さもありましたが、当時のタクシー業界はとても閉鎖的な業界で、新しい企画を提案しても誰も相手にしてくれなかったんです。

 地域密着型のタクシー会社を目指そうと、ポイントカード発行や買い物代行サービスなど、新しい企画をいろいろ地元のタクシー協会に持ちかけました。でも、実現するチャンスはなく、「もう何をしてもダメだ」と思うようになっていました。周りも、タクシー業の経営に前向きになれず悩んでいる私を見て、「そのうち音を上げて辞めるだろう」と思っていたかもしれないですね。

 実際、諫早市と合併することになった頃、「もう売却しよう」と決意して、譲渡先を探しました。ところが不思議なことに、どこと交渉してもうまくまとまらなかったんです。譲渡する場合、普通は割とすぐに決まるのですが、この時はなぜか行く先々で、「もうちょっと続けてごらんよ」「市町村合併が終わったらよくなるよ」と言われてしまったのです。

 私も「そうなのかな」と思っていたら、この子育てタクシーのサービスに出合ったんです。

タクシーの価値を変えようと決意

 子育てタクシーのアイデアは、「自分が迎えに行けない時、頼める人がいない」「塾が終わって、夜遅く子供を1人で帰宅させるのは不安」「子供の送迎を安心して任せられるサービスが欲しい」という友人たちの声がきっかけでした。私自身2人の子供を育てていたので、彼女たちの気持ちがよく分かるんです。お母さんたちは便利で、安全で安心できる“足”を切望していると。

 公共交通機関で、ドア・ツー・ドアでお客様を運べるのはタクシーだけです。生活スタイルが多様化しているからこそ、私たちタクシー事業者からお客様が利用しやすいサービスを提案していかなければという思いもありました。

 「普通のタクシーではなく、子育てタクシーです。安心してお子さんを乗せてください」と、こちらから声を上げれば、今までタクシーを利用されなかったお客様も取り込めるのではないか。安心、安全というイメージが根づけば、子育てタクシーは、必ずお母さんたちの心強い子育て支援になると思ったんです。

 タクシーは、「運送業ではなくサービス業」なんです。当社の乗務員の面接では必ずそう言います。サービス業ということを理解してくれる人でないと、子育てタクシーだけでなく、お客様に合わせた新しいサービスを一緒に実現していくことはできません。

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2009年5月15日:メディア掲載

Excite.ニュースに掲載されています

母目線で事業を拡大!好評の「子育てタクシー」

子育てタクシー」が、新しい子育て支援の形として注目を集めている。このサービスは、子どもとの接し方やベビーカーのたたみ方といった研修を受けた認定ドライバーが、子連れ客はもちろん保育園へのお迎え代行などのサービスも担ってくれるというものだ。

 事業を発案したのは、全国子育てタクシー協会事務局長を務めるNPO法人「わははネット」の理事長、中橋恵美子さん。同協会には北海道から沖縄まで17都道府県、54のタクシー会社が加盟している。中橋さんは、子育てに困っている母親を何らかの形で応援したいと98年に「わはは(輪母)net」を設立し、地域密着型情報誌『おやこDEわはは』を創刊。03年には、同世代の子を持つ母同士が交流できる「わははひろば」をオープンさせた。育児サービス事業は、受益者の親からは料金を取りにくく、実際運営が難しいが、中橋さんは「企業と手を組めば解決できる」と考え、母親たちのニーズを元に、根気強く営業活動を行ってきた。

 この「子育てタクシー」は「わははひろば」に集まった母親の声がきっかけとなって誕生したという。「子連れだとタクシー運転手が不機嫌」という声を多数聞いた中橋さんは、「介護タクシー同様に子育てタクシーもできるはず」と奮起し、子育て中の母親200人へのアンケート資料を持ち、香川県内のタクシー会社を一社ずつ回ったそうだ。このサービスを行うことで、タクシー会社には「家族連れに優しくすれば企業イメージがアップする」、「利用を躊躇してきた子連れの新規顧客も開拓できる」という2つのメリットがあると訴え続け、加盟してくれるタクシー会社を増やしていった。

 実際、子育てタクシー導入で売り上げが1割上がった会社もあり、母親の感謝の声に士気が高まったという運転手も増えたという声もある。「子育て世代が本当に求めるサービスのビジネスモデルをどんどん確立したい」と中橋さん。母目線で考えられた子育て支援に関する優れた企画力と、それを実現するパワフルな行動力は、コミュニティビジネスの成功モデルとして経済産業省の2008年度支援事業にも採択されている。

(2009年4月30日 Excite.ニュース)

2009年5月8日:メディア掲載

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